立教181年7月号 天理教八生兵庫分教会 よろこび月報

ご挨拶

御身上中の真柱様のご平癒を願いたすけの根源たるぢばへ伏せ込もう!

日々はそれぞれの持ち場立場において、八生兵庫分教会の上に誠真実を賜り、誠に有難うございます。

今年も瞬く間に半年が過ぎましたが、年頭から私達はおつとめと布教を地道に務めさせて頂く中に、数々の出会いとおたすけの場をお与え頂き、結果として、前年比月間約15名の月次祭参拝者増加と念願であった月次祭おつとめ奉仕者一人一役を達成させて頂きました。

また人作りにおいては初席者86名、おさづけの理拝戴8名、修養科修了生4名と大きな御守護を頂戴しております。

これらの方々に対する修理丹精を遂行させて頂く上に欠かすことのできない裏付けとしてつくしの御用の上にも心血を注ぎ務めさせて頂いておりますが、特に今月は大教会を通してのおぢばへの仕切りを運ばせて頂く月となりました。

御身上中の真柱様の一日も早いご平癒を願う上からも、たすけの根源たるぢばへのふせこみ、又魂への徳積みともいうべき尊き御用に向かい、心定めの完遂を目指し、教祖のご存命の理を頂き、親身のおたすけから真実込めて運ばせて頂きましょう

又、恒例の夏のこどもおぢばがえりに向かっても、少年会最大の行事としてそのもつ意義、即ちぢばという絶対のたすかりの場所で行われ、しかも存命の教祖から息をかけて頂いて、その徳と先々の守りを頂ける世界に二つとない素晴らしい行事であるとの意義をしっかりと心に刻み、一人でも多くの子供達の参加を目指し、誘いかけに力を込めて参りましょう。

今月も何卒、宜しくお願い申し上げます。

にをいがけ・おたすけの成果

別  席  者6名
 修養科修了生3名

親神様の切なる親心にお応えする日々・・・

このお道の信仰は、神様を親と捉えるところに核心があります。

― 中 略 ―

親神様、教祖は私たちの真実の親なのですから、我が子である私いたちが只々(なげ)き苦しんで、(つぶ)れてしまうということは望まれていないはずです。(ばち)を与えて()らしめてやろうというようなお考えでもありません。

何とか切り替えて再起(さいき)してほしいと願われる上から、ふしをお見せ下さるにも、出来るだけたすかりに(つな)がるお膳立(ぜんだ)てを整えて、「さあ、ここだ」「ここで、踏ん張れ!」「なんとか乗り越えておくれ」というような切なる親心でもってお導きくださっているように感じます。

ですから、しっかりと注意深く親の御心を尋ねて、神様、教祖は、いま自分に対して、何をお望みくださっているのか、今ここで何を「頑張れ」と仰って下さっているのかを悟り、その思召に応えられるよう自らを切り替えていくことが大切だと思います

親神様、教祖からお掛けいただく親心を感じ取り、日々のをやお御心を(たず)ねる 努力を重ねさせていただきたいものですね。

親神様のご苦労を知る

木下寿美子先生教話集第1集「12、親神様のご苦労を知る」より

私は、いつも一人で分からん分からん言うてたら、本部の仲の良かった奥さんが「木下さんいつ会っても、あんた、分からん分からんと、何がそんな分からへんの?」「何か知らん、ちょっとも得心がいきませんねん。分かりませんねん。」とよく言ってました。

それが丁度、今から12〜3年前でしたか、あるちょっとした話から、この宇宙の自然、地球上の営みの不思議さ、また、事情部で身体の中のいろんな不思議な話、そんなことを段々聞かしてもろてるうちに、この地球上の不思議な営み、人間のこの不思議な身体、もう(いた)れり(つく)せり言いようのない、この結構な身体、これも全部、無い人間、無い世界を(つく)られた親神様がお(つく)りになった。

「いやそうやった。これが分からなかったんやなあ。」言葉では、ない人間、ない世界(つく)った親であると云うことは聞いているんですけれども、信じてなかったと、思うんです。      

─ 中 略 ─

「そうやったなあ。これが私には、分かってなかった。」そう云う風になって、一番気が付いたことは、親神様が陽気遊山が見たいゆえに、人間世界をお創り下さったのに、どこまでも陽気ぐら

しを自分もしているやろうか。人さんにもそれを、本当に手引きさしてもろてるやろかと、この問題にぶつかった訳でした。      

─ 中 略 ─

親神様にとっては、世界中の人間は皆可愛い我が子。 

その一人一人の子供に、なんとか楽しみづくめ、喜びづくめの心になってもらわなあかん。

その心になって貰うには、何としても親神様のご苦労を分かって貰う。

これが大切です。

天の理に添って通れば案じや悔いはない!

立教181年6月20日 一郎会長様 朝席のおはなしより 

どんな出会いも(おや)(さま)

本日も、有難くも勿体なくも、親神様の十全のご守護・大恩を頂いております。

さぁ、今日は天浦分教会の布教実習の日ですので、布教に出て、一体どんな方と出会えるのかなぁ。

誰とペアになって、誰とどこでどんな出会いがあるのか、楽しみやなぁ・・・思いませんか?

コンッコンッ…ピンポーン!と、このドアの向こうにはどんな世界が待っているのかなぁ・・・

そこで出てこられた方と会話を交わせば、その方にも何十年も生きてきた生き様があり、多額の財産を持て余している人も、凶悪な恐ろしい方もいますね。

いずれにしましても、出会いというものは、存命の教祖が下さっていますから、たとえややこしい人間でも、どんな方でも有難く、どんな出会いも喜ばせて頂くんです

~ 中 略 ~

人間思案は一切らない

天の理に添うて生きていれば、何の案じも要らないし、後悔もありません

一昨日のグラグラッと大阪北部地震では、神戸でもだいぶ揺れましたね。

しかし何があっても、私は全く動じません。

そう言い切れる生き方をしてきました。

たとえ今、南海トラフ(地震)がきて30分後に、大津波にのみ込まれたとしても、私は後悔はありません。只、教会長の責任として命よりも大切なこの教会の御目標(おめど)様を守ることはします。

たとえ御目標(おめど)様を出している間に命を失くしても、本望です。

これまでお連れ通り頂いた有難さは何ものにも代えがたい喜びです。

そういう境地に至ります…ただし、この道を真剣に通ってないとだめです。 

~ 中 略 ~

天浦(分教会)に繋がっている限り、仕切り・こどもおぢばがえり・成人理立・団参・仕切り・・・と延々(えんえん)とたすけ一条の価値のある苦労が循環(じゅんかん)します。

「えっ、またか・・・しんどいなぁ。」と思うのか、「よしっ、また力をつけて下さる!」と勇むのかどちらかです。『勇む』という字を分解したら「マ・田・力」と書きますね…また力をつけて下さるんだ!と勇み喜ぶだけです。

人間思案は一切いらない!そこには親を信じ、親に凭れて、やり切った満足感に喜びがあるばかりです。

魂にまで響く尽くしの苦労

立教181年6月26日 順子奥様御本部月次祭団参バス車中でのおはなしより

半数を上回る尊属殺人

皆さま、ご存知ですか?現在、この国の殺人事件の内、親子・家族といった身内を殺害する事件が52パーセントを占めているそうです。

他人を殺害するより、親族を殺害する割合が半数を超えているこの現状を受け止めるとき、お互いの日々の暮らしの中で何が欠落しておるのか?

・・・それは“ご恩”であり、“お陰さま”だと思うんです。

家族に対して、親に対してのご恩・物のご恩・・・まして、親神様・教祖のご恩・理の親々のご恩 ─。

私たちは改めて、頂いているご恩に対して、日々の自分のつとめが具体的にどのくらいお返しできているのか考えてみなければなりません。 

─ 中 略 ─

親が身を以て示されるご真意

この度、真柱様がご自分のご身上にお見せ下さってまでも、現在のつとめでは「足りてない!」ということを教祖からお知らせ頂き、更には世界の現状に「今の生き方でいいのか?」と問いかけられているようにも感じます。

何よりもこの道を通らせて頂いいるお互いは「いま何とか理を積め。」と言って頂いている旬ですので、お互いに、この節を重く受け取らせて頂いて、一つの理を運ばせて頂く中に、必ずや自分自身また子や孫の末代にわたる大きなたすかりを頂戴できるでしょう。

教祖が私に教えたかったこと

この「尽くし」は決して楽なご用ではありません。

必ず言うに言われんような苦労を(ともな)います。

苦労であるが故に、本性から入れ替わるんです。

布教師がお尽くしのご用を必死につとめる中に、あたかも犯罪者のように扱われたり、人間扱いさえされない場面も多々あります。

その時に、頭を下げながら・・・「あぁ自分はどれ程思い上がり、心高く、恩知らずで通ってきたことか・・・救けて下さった理の親にこんな思い…あんな思いを、どれ程おかけしてきた事か!─日頃の何という頭の高さ・横着さ!」心底から親不孝のお詫び、深い反省の機会を与えて頂き、「あぁ…教祖はこれを私に教えたかったんだなぁ…」と、魂が慟哭(どうこく)するくらいの反省とお詫びが溢れます。

魂に響かせる感謝・感激・お詫び

やはり感激でも感謝でもお詫びでも、魂が響くところまでいかなければ、人間は変われません

上辺(うわべ)だけのことでは、無理です。

それにはよくよく辛い目に合わなければ、魂にまで響きません。

いんねんの節は待った無しでいきなり出てきます。

そんなことで辛い目をするよりも、ご恩をお返しするこの仕切りのご用でハッと自分の腹の底にまで、魂の底の底にまで届くような深いお詫び・あつい感謝の心に、親神様の自由用の働きを以て、 大きくその家の流れを変えて頂けます。 

─ 中 略 ─

20年30年先の運命をたすけるKOG

どうでしょうか?親に手をかけていくような子供がこのまま増えていいでしょうか?

親に手をかけられていく子供が増えていいでしょうか?

こどもおぢばがえりにおいても、徳の擦り切れた子供たちに対して、何とか徳を頂いてもらいたいという思いでお声をかけております。

相談するところもなく、もうギリギリまでいっている家庭がたくさんあります。

まずは子供さんからおぢばにお連れして、その家庭のおたすけを…将来の社会をたすける心で、声をかけて頂きたい!

いま現在においがかかっている方の中に、かつてこどもおぢばがえりに参加したという方が非常に多いんです

この行事を通して、20年30年経っても、たすかる一つの種を頂戴できる素晴らしい行事ですので、買い物へ行った先でお家に来た子供の友達にもパンフレットを手渡して、お誘いがけに頑張りましょう!

月間よろこびスケジュール

日   程                                 日  付行    事時   間
7月3日(火)八生兵庫 婦人の集い10:00神殿集合
   4日(水)天浦分教会 霊祭/お手振り勉強会10:00執行/13:00天浦神殿
   5日(木)【別席団参①】/<兵庫布教>兵庫9:00発/10:00神殿集合
   6日(金)  ◆教理勉強会◆ 講師:大教会長様(天浦)13:00 天浦分教会
7日(土)【別席団参②】八生兵庫 担当9:00兵庫発
8日(日)☆KOGキャンペーン☆神戸・兵庫駅9:30 神殿集合
9日(月)  <中央区布教>   9:30 神殿集合
10日(火)<教会長布教所長夫妻布教・おつとめ練習>/前日ひのきしん9:30天浦/14:00神殿集合
11日(水) 日()日( 土)天浦分教会 月次祭9:30執行
12日(木) 日()日( 土)名田分教会 月次祭 /<垂水布教>10:00執行/13:00出発
13日(金)    <松山布教>5:30兵庫出発
14日(土)<芦屋・西宮布教>   9:30 神殿集合
15日(日)琴緒分教会 月次祭 /<西区布教>11:00 執行/祭典終了後
16日(月)    ☆KOGキャンペーン☆/八生兵庫ミニ子供会9:30神殿集合/14:30~
【別席団参③】9:00兵庫発
18日(水)八生兵庫分教会 霊祭/教祖伝勉強会/喜竜会10:00執行/13:00~/18:00
19日(木)/仕切り運び
20日(金)<天浦分教会布教実習> 10:30天浦神殿 集合
22日(日)【別席団参④】9:00兵庫発
23日(月)    兵神大教会 月次祭10:00 執行
24日(火)婦人会伏せ込み団参/<天理布教>/詰所バザー8:00 兵庫出発
25日(水)修養科生入学受付兵神詰所15:00面接
26日(木)御本部月次祭   6:30八生兵庫出発
27日~28日こどもおぢばがえり八生兵庫隊 第一回目<松島バス><青年会バス>    
30日~31日こどもおぢばがえり八生兵庫隊 第二回目<高田バス><日谷バス>      
8月 1日(水)八生兵庫分教会 月次祭 前日ひのきしん/前日神名流し (13:00出発)
2日(木)八生兵庫分教会 月次祭10:00執行